老いてなお増えて来ました神頼み
三月末までに納品しなければならない仕事が二件あったが、どうしても間に合わなかった。
今週末の三日まで猶予をいただいていたものの、明日がその期限だ。
今夜、徹夜すれば仕上げられるかもしれない。
だが、七十二歳の私には集中力が続かず、どう考えても無理がある。
結局、来週六日まで待っていただくしかない。
気分転換に昼間の競輪をしてみた。
たまたま当たって五千円ほど儲けた。それでおしまい。
若い頃は、難しい仕事でも「神が降りてきて」一気に片づけられることが何度もあった。
今はなぜか、その神が降りてきてくれない。
若い時は、経験が少ないぶん怖さも少ない。
だから、無茶な挑戦でも飛び込めるし、追い詰められた瞬間に
「えいやっ」と突破する力がある。
その瞬間のひらめきや集中力を、若い頃の神は、勢いと無謀さが呼び寄せていたのだろう。
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