点滴採血が終り明後日退院す
入院十日目、ついに点滴が終了した。
二十四時間注入されていた栄養剤と抗生剤も止まり、血液採取も完了した。
明後日の退院が決まり、病状は治癒に向かい、これからは体力増強の段階である。
四人部屋の三名も同日に退院するらしく、見舞客との会話を漏れ聞いて知った。
点滴が外れたので、階段昇降で自主トレを行うつもりであった。
しかし、客先から提出済みの技術レポートへの指摘が入った。
昨日は作表データ、今日は二十枚の作図データである。正しいと自負していたが、見直すとタイプミスが散見された。
8と9の誤記、10.0を100と書くなど、眼が遠くなっていることを痛感した。
パソコン画面を睨みつけて修正を終え、風呂に向かった。
毎週月曜と金曜は四階病床の入浴日であり、九時から十時半までは介添え者が入り、それ以降は自立歩行者の時間である。
四階から九階の大浴場まで階段を歩いて上った。
入浴後、階段を降りて部屋でスクワットをしたが、どうも急に負荷をかけすぎたようで、腰が痛み始めた。
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