ざる碁でも勝ってもさみしい春の風
イデデ(仮名・80歳)さんの話題が続きますが、この際なので少し書き足します。とにかく多趣味な人です。
運動系のクラブだけでも、ウオーキング、シニアテニス、卓球、ゴルフ、ボウリングと盛りだくさん。
文科系は、囲碁、パソコン、書道、園芸、家庭菜園、詩吟の六つに所属していました。
ウオーキング以外は年会費が必要で、なかでもパソコンクラブは月500円と一番高額です。
それなのに会費だけ払って、一度も参加せず、パソコンで困ったときは私に電話してくるのです(笑)。
以前から肩やひざの痛みを訴えていたので、運動系のクラブは休会か退会したようです。
私自身も囲碁や将棋が趣味で、会社員時代は昼休みに弁当を食べながら碁を打っていました。
そんな私に、イデデさんが囲碁を始めたばかりの頃、対局を申し込んできました。
初心者なら謙虚に置き碁をするものですが、彼はなぜか互先(対等)を主張します。
上級者にはあらかじめ黒石を置いて対局するのが礼儀なのですが……。
結局、私は彼の石を全部取り上げてしまいました(笑)。
勝ちは勝ちですが、大人げなくて、あまり楽しいものではありませんでした。
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