ヨーグルト飲んで腸活 骨強く
午前中に2時間の民生委員の交流会があった。
いつもどこか和やかで、地域の空気がそのまま会場に流れ込んでくるような時間だ。
今回も例外ではなく、20人ほどの参加者が集まり、顔なじみの高齢者たちが談笑していた。
ところが、交流会の半分以上を占めたのは、まさかのヨーグルト紹介だった。
「腸に良い」「骨に良い」と説明が続き、気づけば100g入りのボトルを2本、合計200gを試飲した。
普段ならヨーグルトは嫌いではないが、ついゴクゴク飲んだので胸やけがした。
実は8年前に胃がんで半分以上胃を切っている。そのせいで暴飲暴食すると胸やけが出やすくなっている。
ヨーグルトは本来、消化に良い食品のはずだ。だが、空腹の胃に酸味の強いものを短時間に流し込めば、負担はかかる。
「健康のため」と言われると断りにくいのが、こうしたイベントの難しさでもある。
胸やけを抱えたまま、次は骨密度の超音波測定へ。
手首を機械に挟むだけの簡易検査だが、結果はA~Eの5段階で表示される。
私の判定はD。周りを見渡すと、ほとんどの参加者が同じDだった。60歳くらいの比較的若い人がCで、あとはずらりとDの列。
まるで最初からそうなるように設定されているかのようだ。
「これは、わざと感度を下げているのではないか」
そんな疑念が頭をよぎった。
簡易測定はあくまで“参考程度”だと知ってはいるが、全員が同じ判定になると、どうにも腑に落ちない。
そして勧められたのが、宅配専用のカルダスヨーグルトで1本184円。
スーパーに置くと400円になるので売れないそうだ。
腸に良い、骨に良い、今日の測定結果を踏まえると特におすすめ――
そう言われると、まるで“D判定のあなたにはこれが必要です”と言われているようで、少し苦笑いした。
宅配を申し込んだ人も何人かいたようだ。最初は10本無料で4月から宅配が始まると聞いた。
帰りに高そうな弁当をいただいた。
胸やけで昼に何も食べずに夕食にした。
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