秋立つか風の音聞け坂の上
立秋を過ぎた。
図書館へ続く百段の石段を登ると、息が上がり、うっすら汗がにじむ。
その石段の下から吹き上げてくる風が、なんとも心地よい。
サルコペニア(加齢に伴う筋肉量の減少)気味の私は、毎日この石段を歩いている。
昼間は真夏日の暑さに気後れするが、午後六時を過ぎるとようやく外に出る気になり、図書館の坂へ向かう。
歩き始めると、だんだん体が動くようになってくる。
昇降の時間を計ると、つい部活時代の感覚がよみがえり、無理をしてしまうこともある。
それでも続けていると体幹が強くなり、長年悩まされた腰痛もなくなった。
石段昇降の効果は、確かに実感できるようになってきた。
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